私たち株式会社日測設計が手掛ける業務の中でも特徴的なものが国土調査事業の地籍調査。昭和36年の創業以来、正確な測量に基づく精密な地籍図を作成してきました。そのノウハウと地域随一の実績は、一筆地調査、GISの分野でも高い信頼を得ています。
地籍調査の中でも重要な位置づけにある一筆地調査は平成12年から民間委託が可能となり、私たち株式会社日測設計は調査の準備段階から調査後の結果入力、その管理まですべての工程に携わっています。あらゆる面で電子データ化を図り、調査の大幅な時間短縮と確実な作業を行なっており、現在では国土調査の委託業者の域を超えた地籍調査コンサルタントとして各市町村へのトータルサポートをしています。
一筆ごとの土地について、地番、地目、筆界、登記簿に記載された所有者に関する調査確認を行い、筆界に関する測量、面積測定後、その成果として地図(地籍図)と簿冊(地籍簿)を作成する調査です。
これらの成果の写しは法務局へと送付され、登記簿の地目、面積等が書き換えられたのち、切り絵図に替わる地図(地籍図)が備え付けられます。
地籍調査は登記に反映されるため、土地の所有者の方にとって次のような効果があります。
土地の境界の明確化、境界紛争の防止
災害で被災しても境界復元が容易
現地と地籍図が一致するため土地の売買や分合筆が容易
土地に関する施策の基礎資料として利用でき、次のような効果があります。
各種公共事業の計画策定、用地買収等の円滑化
行政財産の管理適正化
税負担の公平化
各種開発計画策定の基礎資料